広い稽古場がない日でも、パントマイムの練習はできます。
大きく動く練習ではなく、止まる練習。
足の位置を決める練習。
手先だけを確認する練習。
こうした小さな練習は、部屋の中でも続けられます。
まず、床を少し空けます。
足を一歩置ける場所があれば、重心の確認ができます。
両手を前に出せる幅があれば、見えない壁の確認ができます。
鏡がなくても、窓ガラスやスマートフォンの動画で確認できます。
正面から見て、手の高さがそろっているか。
横から見て、腰が反りすぎていないか。
止まったときに、目線が迷っていないか。
小さな部屋で練習するときは、動きの種類を増やしすぎない方が続けやすいです。
今日は、止まるだけ。
今日は、手先だけ。
今日は、重心だけ。
このように決めると、練習が散らかりにくくなります。
パントマイムは、広さだけで決まる表現ではありません。
見えない壁を作るときも、人形のように止まるときも、まず必要なのは、自分の身体がどこにあるかを知ることです。
レッスンでは、部屋でも続けやすい基礎練習や、目的に合わせた身体の使い方も扱っています。